ディップを調べようと思ったのは、利回りが良かったからじゃない。コロナ禍のいちばんきつい年に、EPS が 11 円しかなかったのに、56 円の配当を守り抜いた会社だったから。それだけで、深掘りする理由になった。
会社概要
Company Profile2020年代からは業務自動化サービス「コボット」でDX事業も展開。コボットとは「毎日繰り返す事務作業(データ入力・書類仕分け・集計など)をAIが自動でこなしてくれるソフト」のこと。導入した会社は乗り換えにくく、毎月の利用料が安定して入る。求人広告の利益を、この高利益率のソフト事業に再投資する二段ロケット構造。
🤖 DX 事業(コボット) 業務自動化 SaaS の月額課金。導入企業のロック効果が高く、営業利益率は約 50% と高水準。現在は先行投資フェーズで規模拡大中。
スコアサマリー
Score Summary基本データ
Key Metrics| 項目 | 値 | 補足 |
|---|---|---|
| 年間配当 | 95 円 | 2026/2 期 会社予想 |
| 配当利回り | 4.17 % | 株価 2,279 円換算 |
| 連続増配 | 約 13 年 | 2013/2 期〜 |
| 配当性向 | 50% 以上 | 目標水準 |
| 総還元性向 | 65% 目安 | 自己株含む |
| 自己資本比率 | 約 70 % | 2025/2 期末 |
| 取得単価(平均) | 2,006 円 | 2026/3〜4 購入 |
| 保有株数 | 10 株 | ジュニア NISA 口座 |
| 取得ベース利回り | 4.74 % | 95 ÷ 2,006 |
業績の推移
Financial Performance, 5y配当の歴史
Dividend Track Record, 10y
| 期 | 年間配当 | 配当性向 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 2021/2 | 56 円 | 505 % | ⚠ コロナ禍でも維持(EPS 11円) |
| 2022/2 | 61 円 | 97% | 業績回復途上でも増配 |
| 2023/2 | 72 円 | 51% | |
| 2024/2 | 88 円 | 54% | |
| 2025/2 | 95 円 | 56% | 過去最高益・過去最高配当 |
| 2026/2 予 | 95 円以上 | — | 累進配当方針。先行投資でも維持 |
※ 2017〜2020年は 20→30→45→55 円と連続増配。グラフ参照。
事業の強み
Business Strengthsリスク警告
Caveats(構造)
(人的資本)
(目標 10%・悪化傾向)
(業績)
意図的減益計画(先行投資フェーズ)
有報精読で見つけたこと
Annual Report Insights購入判断
Decision
| 項目 | 判断 | 補足 |
|---|---|---|
| 現在の利回り | 4.17%(★ 購入ゾーン) | 購入基準: 利回り 4% 以上 |
| ゾーン | ★ 購入 | 現在ゾーン |
| 買増優先度 | 中 | 含み益あり。〜 2,100 円帯で追加想定 |
| ガチホ適格 | ✓ 適格 | 20 年保有を前提とできる事業構造・配当方針 |
| ポジション | +13.6% | ウェイト 4.6%(目標 6%) |
よくある質問
FAQディップ(2379)の配当金はいつもらえますか?
ディップの決算は 2 月期 で、年 1 回の配当です。権利確定日は 2 月末日、配当金の支払いは 5 月頃 となります。中間配当は実施していません。詳細は本記事の Section 02「基本データ」をご確認ください。
ディップの配当利回りはどのくらいですか?
2026 年 5 月時点で、ディップの配当利回りは 約 5.19%(株価 1,830 円・年間配当 95 円)。ほのたね。の購入基準である利回り 4% を超えており、★購入ゾーン に位置しています。コスト利回り(取得単価ベース)は更に高く、配当だけでも長期保有の意義が大きい銘柄です。
ディップの配当方針は累進配当ですか?
はい。ディップは 「前期配当額を下限とする」累進配当 を有価証券報告書に明文化しています。コロナ禍で EPS が 11 円まで落ちた期も配当を維持した実績があります(配当性向 494%)。「配当を下げない」という株主への約束を、業績が苦しい時期にも実行した会社です。
ディップの配当推移は?連続増配は何年続いていますか?
ディップは累進配当方針の下、長期にわたり配当を維持・増配しています。詳細な配当推移グラフは本記事の Section 04「配当の歴史」をご確認ください。コロナ禍(2021 年 2 月期)の配当性向 494% も維持した「下げない」実績があります。
ディップの配当性向と総還元性向はどれくらいですか?
ディップは 「連結配当性向 50% 以上」 を目安としています。配当に加え自社株買いを組み合わせた 総還元性向は 65% 目安。2025/2 期は約 70 億円規模の自社株買いを実施し、株主還元を拡大中です。
ディップの配当落ち日はいつですか?
ディップの配当落ち日は 2 月末日の権利確定日の翌営業日(権利付き最終売買日の翌日)。配当目当ての保有を考える場合は、権利付き最終売買日までに買い付けを完了する必要があります。配当落ちで株価が一時的に下がる傾向があるため、新規取得タイミングとして検討する投資家もいます。
